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2008年02月13日

パーティクル・トロピカルフィッシュ

Aqua Shop Gonbeのパーティクルを使ったトロピカルフィッシュをご紹介します。

尚、使い方や仕様に関しては、コチラをご参照下さい。

パーティクル・トロピカルフィッシュの設置方法

1.テングダイ(Banded boarhead)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

相模湾以南の岩礁帯に生息している体長60cm程度になるカワビシャ科の魚です。
沖縄や海外では見た記憶が有りません。
良く見られる場所としては八丈島が有ります。
八丈島のアーチの下に行くと、3・4匹の小さな群れでボンヤリしています。
名前の由来は、写真で見ての通り口先がとがった感じからでしょう。

体長が大きいので、パーティクルでのテクスチャは、他よりも大きめにして発生させています。
アーチ型の岩やオーバーハングの岩の陰などに設置すると、自然界に最も近い状態になると思います。

2.バートレット・アンティアス(Bartlett's anthias)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

パーティクルタイプで一番人気の種類です。
サンゴ礁帯に群れを成して生息しています。海中で見ると紫色に見え背部の黄色が鮮やかに映えます。
ダイバーにも人気ですが、アクアリウムの世界でも人気の高いハナダイの仲間です。
珊瑚の着いた岩の上層部当たりに泳がすと良いでしょう。

3.テングカワハギ(Beaked leather jacket)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

通常は浅いサンゴ礁にペアで住んでいます。
2匹がまるでシンクロナイズドスイミングをしているように、下を向いて並んで泳いでいる姿を良く見かけます。
沖縄でも普通に見られる種類です。
一見地味ですが、良く見ると非常に美しい色をしています。
黄色系や赤系のテーブル珊瑚の上に置くと良いでしょう。

4.ゼブラハゼ(Chinese zebra goby)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

沖縄やミクロネシアのサンゴ礁周辺で、ポツポツと砂地があるような場所で見られます。
群れでホバリングしている事が多いです。
体に縞模様があり、非常に綺麗な種類ですが、かなり臆病で、なかなか写真を撮らせてくれません。

今回は1枚のテクスチャに4匹を入れてパーティクルにしてます。
小さな岩と岩の間の砂地の上とかで使うと良いと思います。

5.ミナミハコフグ幼魚(Cube trunkfish)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

ダイバーのアイドル的存在で、夏から秋にかけて伊豆辺りでも良く見かけます。
性格はシャイで、カメラを向けると即向きを変えてお尻を向けてしまいます。
黄色時に黒のミズタマが可愛らしく、口もおちょぼ口で思わず微笑んでしまう愛らしさを持っています。

岩場の海草の上辺りに置くと、海草の色と相まって鮮やかになると思います。

6.ハナイカ(Flamboyant cuttlfish)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

国内では余り見られないイカの仲間です。
これは柏島で撮影した固体です。
イカにしては、派手な色合いをしており、近づくと前足を上げて威嚇してきます。
大きさは10cm程度で、砂地をヒョコヒョコと歩くように移動します。
これもダイバーには大人気の種類です。

岩礁帯と砂地の境目辺りに、海草と一緒に泳がせと綺麗だと思います。

7.チョウハン(Raccoon butterflyfish)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

沖縄辺りで普通に見られるチョウチョウウオの仲間です。
普通のチョウチョウウオと同じような体色ですが、コチラの方が模様も綺麗で見栄えがするようです。
名前の由来は知りませんが、面白い名前の魚なのですぐに覚えてしまいました。

サンゴ礁にペアで住んでいます。珊瑚を2匹でチョコチョコ突きながら泳ぎ回っている姿が可愛いです。
是非テーブル珊瑚の上にでも配置して観賞下さい。

8.セグロチョウチョウウオ(Saddle butterflyfish)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

これもチョウハンとほぼ同じ場所に住んでいます。
チョウチョウウオの仲間としては、地味な渋い色合いですが、水中で見るとけっこう目だって綺麗です。
やはりテーブル珊瑚の上辺りがベストポジションでしょう。

9.スミレナガハナダイ(Squarespot anthias)混泳タイプ

パーティクル・トロピカルフィッシュ

ダイバーに人気のハナダイの仲間です。
ハナダイ系としては体調もやや大きめです。
沖縄でも良く見られますが、生息域が岩礁帯の水深25m以上の場所が多いので、意外と写真に撮るのは苦労します。
通常1匹のオスが複数のメスを従えて、ハーレムを形成しています。
オスは自分の縄張りを持っており、その区域を見張るように泳ぎ回っています。

この商品は、オスとメスのパーティクルが混在して発生するように、2プリムで構成してあります。
オスよりもメスの方が多く発生するように調整してあります。
ただ、自然界の状態だとオスの方が少なくなってしまうので、実際の群れよりはオスの数が多く出るようになっています。

10.スミレナガハナダイ(Squarespot anthias)メス

パーティクル・トロピカルフィッシュ

スミレナガハナダイのメスだけにした商品です。
ダイバーにはメスは人気が無く、オスの方に写真は集中してしまいます。
自分でもメスの写真は少なく、オスを取る際に一緒に写ったものや、オスを撮り損なって写ってしまったものばかりです。
ただ、アクアリウムではメスも水槽に生える色合いなので、人気があると思います。

設置は岩礁帯の中段辺りに群れさせると良いでしょう。

11.スミレナガハナダイ(Squarespot anthias)オス

パーティクル・トロピカルフィッシュ

スミレナガハナダイのオスだけにした商品です。オスはメスより一回り体が大きいです。
特長は体側に出る四角の斑紋です。繁殖期にはヒレの色彩もより鮮やかになり、ヒレを広げたディスプレイを繰り返したりして美しいです。

実はスミレナガハナダイは、生まれた時は全てメスと言われています。
強いオスがハーレムを形成していますが、そのオスが死んだりすると、次に強いメスの中から性転換してオスとしてハーレムを引き継ぐようです。

メスからオスへ性転換中の固体も時々見かけますが、ダイバー仲間では「オカマちゃん」と呼んで、最も人気があります。
オカマちゃんの特長は、体色がメスのオレンジ色で、体型と体側の斑紋がオスの形状に変化しています。
水中で見ると色も鮮やかで、体も大きく見栄えがします。

今回オカマちゃんも別途商品化しようか?と準備までしたのですが、同一種で4種も商品化するのもな・・・と保留にしてしまいました。
それと個人的には、もともとメスが性転換しているのだから、オカマちゃんでは無く「オナベちゃん」と呼ぶべきでは?等と悩んだりしています。これが吹っ切れたら商品化するかもしれません。

12.ユウゼン(Wrought iron butterflyfish)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

チョウチョウウオの仲間で最も好きな魚です。
体は渋い友禅染のような色模様をしています。水中でも地味ですが、ふちの黄色のラインが鮮やかに見えます。

この魚は小笠原諸島と八丈島固有の魚です。三宅島でも数は少ないですが見られます。
又、潮に乗って柏島や沖縄に流れ着くこともあるようです、そんな時は現地では大フィーバーが起こると聞いています。
でも、八丈島や小笠原では全くの普通種です。

この魚が人気がある最大の理由は、年に何回か大きな群れを作るからです。
通常は他のチョウチョウウオ同様に、ペアで生活しています。しかし、ある時期になると集まりだし、多い時は数百以上が群れになると聞いています。
この状態を指して「ユウゼン玉」と呼んでいます。
特に小笠原のユウゼン玉はスケールが大きくて凄いらしいです。
私は八丈島で、最大54匹まで(写真に撮って数えた^^;)のユウゼン玉しか見ていません。数百匹が集まった巨大なユウゼン玉を見てみたいものです。

13.トゲチョウチョウウオ(Threadin Butterflyfish)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

お店のオープン時からフリーアイテムとして配布しているチョウチョウウオの仲間です。
この魚はテレビのコマーシャル等でも良く使われる、チョウチョウウオの中でも代表的な種類と思います。
沖縄辺りでは普通に見られますが、白と黄色の模様が美しく、初心者ダイバーには人気の種類です。

当初お店をオープンさせる際に、アクアリウム系のお店ではほどんとフリーアイテムが置いてないな~と思い、それでパーティクルタイプのフリーアイテムを設置する事にしました。
その際に、もっとも一般的に知られていそうな魚と言う事で、この種類を選びました。
もしフリーにせず、販売商品にしていたとしても、多分売れ筋上位に入れる魚と思います。

14.ハタタテハゼ(Fire goby)

パーティクル・トロピカルフィッシュ

フリーアイテム第2号の商品です。SASUKE SEA GARDEN店内にのみ置いてあります。
ハタタテハゼは英名がFire gobyと勇ましいのですが、非常に臆病な魚です。
通常は水深10m程度の岩礁と砂地が入り混じったような場所に、ペアで生息しています。
時々ペアが多数集まり、集合住宅のような場所を形成している時もあります。

色合いが白から尾にかけてグラデーションのように赤に変わっていき、水中でも見ても実に美しく可憐です。
この仲間として、水深30m以上にのみ生息する、アケボノハゼとシコンハタタテダイの2種が居ます。
これらに関しては、SASUKE SEA GARDENの2階にある、ハゼ水槽で見る事ができます。

ちなみにSASUKE SEA GARDENには、未発売品の魚がけっこう入ってます。
今のところ、他の作品作りが忙しいので商品化する予定はありませんので、水族館だけで見られる魚達と言う事になります。
探して見て下さい。


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Posted by Gonbe Shan at 00:31│Comments(2)商品紹介
この記事へのコメント
おーハコふぐだ!
ヘリコプターと呼んでました^^
超かわいいですね^^
Posted by mayamaya at 2008年02月15日 20:27
ミナミハコフグ可愛いですよねー
もう見ていると、思わず家に連れ帰りたくなってしまいます。

でもいざとなると、意外に素早い・・・orz
Posted by Gonbe ShanGonbe Shan at 2008年02月16日 11:36
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