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2008年02月23日

フリームーブ・タイプの設置・設定方法

フリームーブ・シリーズには、以下の説明書がノートカード内にテクスチャとして添付されています。
設置する際には、必ず一読してからお使い下さい。

1.設置方法

フリームーブ・タイプの設置・設定方法

フリームーブ・タイプの設置で一番分かりづらい所は、位置を移動させた場合に、必ず「SetPos」ボタンを押さないと行けない事です。
説明書にもありますが、持ち物から出すと、その時点でダイアログが表示されます。
この時点では、基準点はRezされた場所になっています。

通常は地面や海底のすぐ上に出てくるため、一旦編集モードにして位置を変える場合が多いと思います。
そして、位置を変えたら必ず「Pos Set」を押す必要があります。これを忘れてしまう人が多いようです。「Pos Set」を押した地点が、遊泳範囲の基準点になります。位置を移動させたら、必ず「Pos Set」ボタンを押して下さい。

ここさえクリアできれば、後は設置自体は簡単です。

2.ダイアログの設定方法

フリームーブ・シリーズはダイアログから遊泳範囲の設定を行える機能を持っています。

フリームーブ・タイプの設置・設定方法

それぞれの機能は説明書に書いてある通りなので、改めて説明するまでも無いでしょう。
このダイアログ画面は最新バージョンのものです。フリームーブ・シリーズに関しては、発売時期によって若干設定機能が違う場合があります。
主な改良点は基本の遊泳機能では無く、付属のオプション機能であり、大きな機能変更はありません。
今回は全て同じ機能に統一化しましたので、最新バージョンでの特長だけを以下に書きます。

1)水中モードの自動設定化
 昨年末のサメから付けてた機能で、水中モードと言うものが有ります。これは、文字通り水中で使用した場合に、水面よりも上に泳ぎださないようにする機能です。
 以前はRezした場所が水中であれば、自動的に水中モードになり、陸上(空中)であればOFFになりましたが、後からダイアログで変更もできるようになっていました。
 しかし、この機能自体は水中で使用する時のみ必要であり、水中でOFFにして使用する意味も無い事から、ダイアログから外して、「Rez時又はPos Set時に水中で有ればON.陸上(空中)で有ればOFF」に自動的に設定するように変更してます。
 従って、最新バージョンではダイアログメニューから、水中モードの設定が消えています。
2)明るさ全開機能の追加
 水中モードの設定に変わり、マナティーから採用した「明るさ全開モード」の設定ボタンが付いています。
 これは、オブジェクトのテクスチャに対して、「明るさ全開」と言う設定が出来るのですが、これをスクリプトでON/OFFできるようにしただけです。
 以前は基本的には「明るさ全開ON」に製作時に設定していました。しかし、深夜の海や水槽で、魚だけが明るく浮き上がっているのが良いか?と考えると一概には言えないと思いました。
 そこで、ON/OFFを利用者側でコントロールできるようにしました。
 余り使う必要も無い機能ですが、水中モードのボタン部分が空いてしまったので、穴埋めと言う意味でつけた程度の機能です。
3)地中の判定機能
 表面的には見えませんが、前バージョン(水中モードの採用時点)から、移動目標計算時に、目標地点が地中の場合は再計算する仕様にしています。
 これにより、多少複雑な地形でも、地中内に隠れていて見えないと言う事態は減少すると思います。
 ただし、あくまで目標地点が地中か?どうか?と言う判定ですから、進路上に島とかがあっても、島の中に入っていってしまい、結局姿を隠してしまう事になります。
 このような地形はフリームーブ系全般として、適さない地形に該当しますので注意してください。

3.遊泳範囲説明

フリームーブ・シリーズの遊泳範囲に関しては、以下の仕様になっています。

フリームーブ・タイプの設置・設定方法

特徴としては、遊泳範囲は設定した中心点を基点にして、その前後(+-X,Y方向)と上下(+-Z方向)の可能距離(m)を設定すれば、その範囲内でランダム移動目標地点を自動計算して泳ぎ続けると言う事です。
ただ、この設定方法と実際の動きとがイメージし辛いようで、中々思うような範囲に設定できないと言う声も聞きます。
私も実際に、他社の類似商品では方式が違うため、その行動範囲の設定が上手くできない。。。なんて事もあります。><
理解し辛いとは思いますが、詳細な例も別ページに掲載してありますので、そちらも参照しながら上手く設定して下さい。

概略を言うと遊泳範囲の設定は、以下の手順で行なうとわかりやすいでしょう。
1)遊泳範囲の中心座標を調べる。
  魚はRez時点で、その場所が中心点に設定されます。
  遊泳は中心点を基点として、+-遊泳最大範囲値(Max RangeのX,Y,Z値)の範囲をランダムに泳ぎ回ります。
  従って、一番最初に置こうなうのは、遊泳範囲の中心座標を求め、その位置に魚を移動させて、位置を確定させる事です。
2)中心座標に移動させる。
  遊泳範囲の中心座標が分かったら、その場所へ魚を移動させて下さい。そして必ず「Pos Set」を押して、中心位置を確定させて下さい。
3)最小遊泳範囲の設定
  水槽のような狭い場所で使う場合は、最初に遊泳最小範囲値(Min RangeのX,Y値)を変えます。
  それは、最大値の値は最小値の値以上で無ければ変更できないからです。
  最小値は0mにしてしまても問題は無いです。
  最小値は広い海等で、できるだけ広範囲を泳がせたい場合に使用する値です。狭い場所ではほどんと影響はありません。
4)最大遊泳範囲の設定
  隣接する土地等へ魚が侵入しないように、中心点からの距離(m)で最大遊泳範囲値を設定して下さい。
  フリームーブ・シリーズの場合は、仮に進入禁止エリアに入ろうとして、境界で停止してしまった場合でも、しばらくすると自動的に方向を変えて泳ぎ始めます。
  しかし、基本的なマナーとしては、他人の土地にオブジェクトが入り込まないようにする事ですから、事前に設定範囲を十分にチェックしてご使用下さい。

尚、水槽への詳細な設置手順及び、隣接地への注意事項は以下のページに掲載されていますので、合わせて参照下さい。

フリームーブ・タイプの水槽への詳細な設置手順
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